おしん
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おしん
ジャンルテレビドラマ
原作橋田壽賀子
脚本橋田壽賀子
出演者乙羽信子(中・老年期)
田中裕子(青年期)
小林綾子(少女期)
泉ピン子
伊東四朗
大路三千緒
並木史朗
中村雅俊
小林千登勢
東てる美
田中好子
山下真司
田中美佐子
高橋悦史
浅茅陽子
野村万之丞
大橋吾郎
ガッツ石松
今福将雄
高森和子
赤木春恵
渡辺美佐子
長門裕之
北村和夫
長岡輝子
渡瀬恒彦
ナレーター奈良岡朋子
テーマ曲作者坂田晃一
音楽坂田晃一
時代設定1907年明治40年) - 1984年(昭和59年)
製作
プロデューサー岡本由紀子(小林由紀子
制作NHK放送センター

放送
音声形式モノラル
放送国・地域 日本ほか#日本国外を参照
放送期間1983年4月4日 - 1984年3月31日
放送時間月曜 - 土曜 8:15 - 8:30
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数297

番組年表
前作よーいドン
次作ロマンス
特記事項:
撮影=4:3 SDTV
文字多重放送による字幕放送(1983.10.3より試験配信)
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『おしん』は、1983年昭和58年)4月4日から1984年(昭和59年)3月31日まで放送されていたNHK連続テレビ小説第31作[1]

8月15日から8月20日までの6日間は『もうひとりのおしん』放送、ならびに12月29日から翌年1月7日までは年末年始特別編成につき中断、NHKの連続テレビ小説では『鳩子の海』以来の1年間放送となった。全297話[2]。NHKテレビ放送開始30周年記念作品。
概要
解説

連続テレビ小説の定番である“戦中と戦後の混乱期を逞しく生きた女一代記”の一つ。下記の理由から、朝ドラの最高傑作とされる。1983年から1984年の平均視聴率は52.6%、最高視聴率62.9%(1983年11月12日放送 第186回)[3]。これはビデオリサーチの統計史上、テレビドラマの最高視聴率記録となっている。小林綾子の少女期おしんは第4回から第36回まで、田中裕子の青春・成年期おしんは第37回から第225回まで、乙羽信子の中年期おしんは第226回から。老年期(役は中年期と同じく乙羽。白髪の様相が特徴)おしんは第1回から登場(第189回まで度々)するが、人生の進行に伴っては第285回から登場する。作品では、おしんの幼年期の苦労を描いただけではなく、義理や周りを見ることなく他人を押しのけてまで銭儲けをしてもいずれ自分を追いやってしまう、人として本当に大切な物は何かというメッセージが、おしんが人生の歩みの中で出会ってきたたくさんの恩人の言葉を通して散りばめられている。

NHKの連続テレビ小説において、初めてクレジットロールに方言指導者が明示された作品である(定着するのは『いちばん太鼓』から)。田中ゆかりは『おしん』を「『本格方言ドラマ』の嚆矢」としている[4]。また、1983年10月3日放送の第151回から、日本初の字幕放送の実験放送が行われた(本放送は『いちばん太鼓』から。なお、下記の全話一挙再放送においては第1回からすべてに字幕放送が挿入されている)[5]

朝日新聞2010年9月25日付のbeランキング「心に残る朝ドラヒロイン」アンケート結果では、本作の田中裕子が第2位だった(第1位は樫山文枝おはなはん』、第3位は国仲涼子ちゅらさん』)。

ヒロインを務めた3人の女優のうち、小林はオーディションで選ばれた(他の多くの作品とは異なり、子役扱いではない)。田中と乙羽はオーディションではなく直接キャスティングされている。主人公となる一人の人物を3人の別の女優がリレー形式でヒロインとして務めたのは本作が初めてである。
本編以降の放送日程

1990年代以降、総集編がBSと地上波で放送された。放送日:BS2 1999年10月25日 - 1999年10月28日 20時 - 21時30分地上波:2000年3月20日 - 2000年3月23日 21時35分 - 23時05分

2003年4月からは、本放送20周年記念で、毎週月曜日 - 土曜日の夜7時30分から
NHK衛星第2テレビジョンで初めて全297話が再放送され、放送終了後の7時45分からは藤原勝也が司会進行で『BSおしんだいすき』という5分間のミニコーナーで、次回予告や視聴者からのお便り紹介、ドラマに登場した当時の風俗や用語解説を行った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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